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学院長メッセージ

校訓「人になれ 奉仕せよ」を「道しるべ」として 

関東学院学院長 松田 和憲

関東学院は、認定こども園から大学まで約1万5千人が集う総合学園として、聖書の思想を基盤としたキリスト教精神に基づく人間教育に取り組んできました。1884年、横浜山手の地に横浜バプテスト神学校として創立されて以来、その教育の根幹は建学の精神であるキリスト教に基づく学校教育にあります。

1919年には「中学関東学院」が設立され、初代院長・坂田祐は、その建学の精神を具体的に表現するため、天から与えられた「人になれ 奉仕せよ」の言葉を第1回の入学式で生徒たちに示しました。後に関東学院の校訓となるこの言葉は、在校生や卒業生、あるいは教職員の「道しるべ」として現代まで継承されてきました。

関東学院に連なる各学校は、個々の発達段階に応じて、それぞれ特色を持った教育に取り組んでいますが、一貫教育を目指す学院の教育における独自性といえば、キリスト教の精神・伝統を基軸にした教育に行き着きます。人類の歴史において、多大な影響を与えてきた聖書の思想は、万人に益する普遍的な価値を有し、キリスト教徒であるなしにかかわらず誰にとっても指針となるものです。関東学院は、学生・生徒・児童・園児が習得すべき知識や技術を身につけることを大切にすると共に、キリスト教の普遍的な価値を土台とした教育を行うことにより、校訓「人になれ 奉仕せよ」を指針として、社会および他者に仕え、この現実社会で生き抜く「人間力」を身につけるための「人間教育」を行う教育機関としての役割を果たしてまいります。私たち、教職員一同、誠意と真心をもって、一人ひとりに向き合っていきたいと願っています。