伝統ある横浜の私立学校として、私たちが社会に果たすべき最も大きな役割とは、建学の精神を大切にしつつ、これからの新しい時代を担う、「人と社会に貢献する若者」を育て、輩出し続けることです。そのためには私たち自身も、歴史と伝統を守る一方で、常に努力と革新を怠らず、新しい時代に応じた変化を遂げていかなければなりません。

私たちが大切にしてきた「人になれ 奉仕せよ」という校訓には、いつの日か人と社会に貢献できる人材になるために、聖書をはじめ、さまざまな書に触れ、学び、努力し続けなさい、という意味が込められています。そのためには、関東学院での学びを通して、知識や技術を修得することは勿論のこと、幅広い教養を持ち、慈愛に満ちた、個性豊かで知性溢れる若者を育ててゆくことに全力を尽くします。

関東学院に連なる、2つのこども園、2つの小学校、2つの中学高等学校、そして大学・大学院が、共通の理念の下、それぞれに特色ある教育を実践し、学院内外で切磋琢磨することで、学院各校が更なる発展を遂げ、子どもたち、若者たちの成長を大きく促してまいります。

関東学院で学ぶ約15,000名の園児、児童、生徒、学生たちが、大きく成長してゆくことを自ら実感し、この学院で学べて良かったと心から思える環境を教職員一丸となって作り上げてゆきたいと考えています。