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六浦高校女子ラグビー部 世界大会で3位

 関東学院六浦高校女子ラグビー部は、4月 28 日(日)~29(月・祝)に福岡県宗像市のグローバルアリーナで行われた高校ラグビーの世界大会「第 20 回サニックスワールドラグビーユース交流大会2019」に、神奈川県内の高校単独チームとして初めて出場し、3位という結果を残しました。同大会は2000年に創設された高校ラグビー唯一の世界大会で、女子セブンズは2014年より実施されています。

 4月28日の予選リーグは、モスクワガールズセブンズ(ロシア)、ホーウィックカレッジ(NZ)、追手門学院高校(大阪)、関東学院六浦高校の4チームでの総当たり戦。初戦はモスクワガールズセブンズに29-7で快勝したものの、続く試合ではニュージーランド王者のホーウィックカレッジに12-14で惜しくも敗れ、追手門学院高校に14-14と引き分けました。追手門学院高校と勝ち点で並びましたが、総得失点差で同校を上回り、全勝で予選リーグ1位のホーウィックカレッジとともに2位で決勝リーグへ進みました。

 4月29日の決勝リーグは前年度の優勝校である石見智翠館高校(島根)に敗れ、残念ながら決勝戦には進めませんでしたが、3位決定戦では決勝リーグ常連であるニュージーランドを相手に持ち前の粘り強さを発揮しました。前半5-14と苦しい試合展開を強いられたものの、後半に12得点と巻き返した関東学院六浦高校は、強豪を相手に17-14と大健闘。初出場ながら3位という成績を残しました。

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 キャプテンで3年生の粂日向子さんは「世界大会への出場は初めてでしたが、タックルとディフェンスでは世界を相手にも負けないと感じ、自信になりました。空いているスペースが見えていなかった試合もあったので、次の大会に向けて修正したい」と振り返りました。また、1年生の松澤ゆりかさんは、「以前は自分よりも大きい選手に恐怖心がありましたが、世界の選手との試合は本当に楽しく、恐怖心がなくなったことは大会を通して成長できた点です。今後も得意のパスを磨いて、世界一を目指したい」と意気込みました。梅原洸監督は、「国内外の強豪チームを相手に、厳しい試合も修正しながら勝つことができ、手ごたえを感じました。世界大会を経験して、選手一人ひとりが今後目指すべき場所を定め、それに向かって何をすべきか考えられるようになったことは、チームとして大きな収穫です」と語りました。

 関東学院六浦中学校・高等学校では、2015 年に神奈川県の中学校、高等学校では初となる女子ラグビー部を創設。それまでは選手が女子ラグビー部を持つ県外の学校への遠距離通学を強いられたり、人材が流出するなど、神奈川県の女子ラグビー選手育成には多くの課題がありましたが、同ラグビー部は、県内の女子ラグビー選手の受け皿となっています。また、日本代表として2020 年の東京五輪に出場する選手の育成を目指しています。今後の女子ラグビー部の活躍にご期待ください。

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関東学院六浦中学校・高等学校 女子ラグビー部

創 部 2015 年 4 月
部員数 26名(高校生)、6名(中学生)
総監督 林広大(中高男女兼任)
女子部監督 梅原洸

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関東学院六浦中学校・高等学校

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