2013年10月12日（土）。少し動くと汗ばむような秋晴れの中、関東学院の源流である横浜バプテスト神学校初代校長のアルバート・アーノルド・ベンネット先生の召天を記念して、横浜外国人墓地にて記念会を執り行いました。 1849年4月16日にフィラデルフィアで生を受けたベンネット先生は、1879年の来日以来、日本人のキリスト教伝道者養成に尽力され、1909年10月11日、横浜バプテスト神学校の創立25周年式典に出席した翌日の10月12日に天に召されました。日本での社会貢献活動に積極的にも取り組んだベンネット先生の墓碑には「He lived to serve（彼は奉仕の人であった）」と刻まれています。 横浜外国人墓地にはベンネット先生のほか、日本におけるバプテスト初代宣教師のブラウン先生、草創期の横浜バプテスト神学校の教授であったフィッシャー先生、横浜バプテスト神学校教授、日本バプテスト神学校校長、東京学院長、私立中学関東学院理事長、関東学院学院長・新学部長を歴任したテンネー先生が眠っています。 六浦小学校の石塚武志校長の司式で執り行われた記念会。佐々木敏郎牧師（元大学法学部教授・元六浦小学校校長）による説教では、ベンネット先生が作詞した讃美歌48番の歌詞を引き合いに出しながら、「愛によって互いに仕えなさい」「誠の愛が奉仕の原動力であり原点である」と語られました。 記念式を終えた後、学院関係者一同で横浜外国人墓地に眠るベンネット先生、テンネー先生、ブラウン先生、フィッシャー先生の墓を訪ね、献花を行いました。