関東学院大学(本部:横浜市金沢区 学長:規矩大義)現代コミュニケーション学科の折田明子専任講師(情報社会学、経営情報学)が、東京工業大学大学院の吉川厚連携教授と共同で監修した中高生向けのワークショップ教材「『楽しいコミュニケーション』を考えよう!マンガ版」がLINE株式会社より、11月24日に発表されました。同教材は、LINE株式会社のWEBサイト(https://linecorp.com/inquiry/textbook/form.html)にて申込を受け付けています。
マンガ教材「七海の悩み~LINEって難しいの?」は、中学生の女の子“七海”を主人公としたオリジナルのストーリーで、全25ページで構成されています。クラスの問題をLINEで相談したり、LINEでの発言に返事がないことに悩んだり、就寝前に年上らしき人物に悩みを打ち明けたりするシーンが描かれており、ここからインターネット上と対面のコミュニケーションの特徴や、インターネット上のコミュニケーションにおけるリスクについて、学習者自らが気づき、考えることができる教材です。従来の学習マンガとは異なり、登場人物の表情や仕草、会話の様子から「情報を読み解く教材」に仕上がっています。
折田専任講師は、「本教材は、シナリオの考案から始まり、細かな描画など細部にこだわって作ってきました。製作にあたっては実験授業として、北海道から九州までさまざまな中学校でマンガ教材が使われました。『こういう行動をするとこうなるよね』『この人怪しいよ!』など、大人には気づけない生徒の生の声を引き出せる効果もあり、教室全体で気づきが生まれる教材だと実感しています」と、今回の発表された教材の可能性について語っています。
(教材の一場面)
(11月25日・多摩大学目黒中学校でのワークショップ)
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