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理工学部生命学系が協力する関東学院高校生物授業内での「探究実験」参加生徒が「第12回高校生バイオサミット」で優秀賞と審査員特別賞を受賞

関東学院大学理工学部生命学系は2019年度より関東学院高校2年生の生物授業内で実施している「探究実験」に協力を行っています。「探究実験」は「課題設定」「情報収集」「整理・分析」「まとめ・表現」の4つのプロセスを学ぶことを目的とし、理工学部生命学系より高校の授業に毎回3名ほど教員を派遣し、講義や各グループの探究テーマの決定や研究を進める上でのアドバイスなどのサポートを行っています。

9月14日(水)、関東学院高校のメービー礼拝堂で2022年度の同科目の研究発表会が行われ、高校生たちが4月より研究を進めてきたテーマについてプレゼンテーションを行いました。生徒たちは、「味覚と資格の相関性について~色覚、味覚、触感を駆使して苦手な味を克服できるか~」、「プラナリアの再生と記憶」、「昆虫の光走性とその波長について~なぜ発行キノコは緑色に光るのか~」といったテーマで発表を行い、なぜこのテーマを選んだのかや実験方法、その結果などについて、8グループが熱いプレゼンテーションを繰り広げました。

 

 

当日は、理工学部生命学系の清水教授、新家専任講師、水谷助手が審査員として参加したほか、生徒たちも自分たちのグループ以外の発表について審査を行いました。審査項目の「発表内容」、「プレゼン」、「質疑応答」の得点の合計により、最優秀賞、優秀賞、ベストプレゼン賞が選出され、表彰式では賞を獲得したグループが呼ばれると歓声や驚きの声が上がりました。今回の発表会を通して、生徒たちは他のグループの研究や発表に互いに刺激を受けたようでした。審査員の講評として、新家専任講師から「この授業での経験を活かし、今後もぜひ各々興味のあるテーマで研究を続けていってほしい」と生物を学ぶ生徒たちへエールが送られました。



生徒へ向け講評をする新家専任講師

 

また、今回の発表会には、昨年度に本科目を履修していた高校3年生の安宅さん、冨田さんも参加し、今年8月に行われた「第12回高校生バイオサミットin鶴岡」でのプレゼンテーションを、後輩に向けて披露しました。安宅さんと冨田さんは昨年の探究実験での研究経験をもとに、新たに今年選定した研究テーマである「カタツムリの食性を生物防除として生かすための研究~カタツムリがサビ菌から植物を守る?!~」で、慶應義塾大学先端生命科学研究が主催する「第12回高校生バイオサミットin鶴岡」の計画発表部門に応募。書類選考とZoomでの一次選考を順調に通過した二人は、8/22~24に山形県鶴岡市で行われた決勝でのプレゼンテーションを成功させ、同部門で唯一となる優秀賞と審査員特別賞のダブル受賞を果たしました。安宅さん、冨田さんは「Google Scholarで学術的な文献を探しましたが、カタツムリの研究者は日本にはほとんどおらず、英語の論文を翻訳ツールなども駆使しながら調べました。大学へ進学しても研究を続けていきたい」とバイオサミットでの経験を振り返りました。

 

 

今後も関東学院では、系列校との連携プロジェクトを展開し一貫教育を推進していきます。
バイオサミットの詳細はこちら

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