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良品計画の社内研修「暮らしの編集学校」に関東学院のびのびのば園の石井教諭が社外メンターとして参加

株式会社良品計画の社内研修「暮らしの編集学校」に、関東学院のびのびのば園の石井雄輝教諭(社会福祉士)が社外メンターとして参加しました。

同園の石井教諭が社外メンターとして参加した「暮らしの編集学校」は、 “地域の暮らしに隠れている魅力を発見し、価値として提案できる感性・知性を持つ「暮らしの編集者」を育てる”ことを目的とした研修で、同社が掲げる”土着化” を推進するため2018年よりスタート。岐阜県岐阜市、山形県酒田市、新潟県上越市、埼玉県宮代町、に続く第5回となる今回は、住宅施設の老朽化、人口減少などの課題を抱える横浜市港南区野庭町のコミュニティデザインをテーマに実施。6/10に港南区民文化センターひまわりの郷で、約3か月間の集大成となる「暮らしの編集学校」最終発表会が行われました。当日は、(株)良品計画 代表取締役社長 兼執行役員の堂前宣夫氏、野庭団地連合自治会会長 黒田祐輔氏などが出席しました。

 

 

4チームからプレゼンテーション形式で発表が行われ、野庭中学校を活用したイベントの開催や、町のプロと町の魅力を活かし緑道を活性化させるプロジェクト、ショッピングセンターを活用した事業提案、住民のニーズを引き合わせ新たな交流が生まれるよう無印良品スタッフのサポートなど、野庭町の課題を明確にしたうえで、今ある資源を活かした事業と地域の魅力を最大限引き出しつつ良品計画の多様なコンテンツを絡めた提案が発表されました。



オンライン上でコメントする石井教諭

 

石井教諭は「地域にあるこども園としてできることは何かという視点からこれまで様々な活動をさせて頂いていたので、今回の暮らしの編集学校でこの野庭をテーマとしてくださったこと、その編集学校に参加させて頂いたことを非常に嬉しく思います」と話します。同園は無印良品港南台バーズの取り組みのひとつである「地域の子どもが楽しみながら学ぶことができる場」の提供と、同園が力を入れる地域の子どもたちが安心して過ごせる居場所づくり「のびのびの場」の取り組みとが一致したことから、園児を対象としたイベントを開催するなどさまざまな形で連携を図っています。

これまでに野庭エリアを隅々まで歩いたことが無かったため編集学校を通して多くの気づきがあったという石井教諭。 「例えば公園ですが、午前中はシニア層の方が身体を動かしていて、1,2歳くらいの子どもが保護者と散歩をしている。お昼になるとレジャーシートを広げてランチをするファミリー層が増え、14時を過ぎると小学生たちが放課後の居場所としている。時間帯によって公園の姿が変わることは新たな発見でした。編集学校の始まりであった野庭歩きを行っていなかったら気付けなかったことでしたね」。

石井教諭は今後の展望について「良品計画が持つ特徴や魅力を活用しつつ地域に貢献する姿勢を3か月間身近に感じながら地域の方との新しい出会うことができ、非常に貴重な体験となりました。これからも多様な方々との連携を通してのびのびのば園としての地域活動を引き続き企画・実行していきます」と笑顔で語りました。

 

横浜市港南区野庭町では、野庭市営住宅建て替えに伴う未来会議「野庭住宅と野庭団地の未来を考える会」が横浜市によって設置され、同園も本取り組みに参加しています。
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