学校法人関東学院では、2014年12月21日（日）に小河陽 関東学院大学経済学部教授を新学院長に選任いたしました。それに伴い、2015年1月8日（木）に関東学院大学横浜・金沢八景キャンパスの礼拝堂にて、学院長就任式を執り行いました。

就任式は松田和憲学院宗教主任（大学理工学部教授）の司式により、キリスト教の礼拝形式で執り行われました。式の中で小河学院長は「関東学院は創立130周年を迎えています。長きにわたる歴史を通して、建学の理念を大切に継承し、育んでこられた先達の熱い思いを受け継ぎ、私もこの理念を大切に守り、次の世代に伝えていく重い責務を担っていることをひしひしと感じる」と挨拶を切り出しました。

また、新約聖書の「あなたがたはキリストの体であり、また、一人一人はその部分です。」という箇所をあげ、これらが多様性を認め合う中での一致を説いているのは明らかだとした上で「そこには、なぜこのような連帯意識が可能であるかも記されています。それは私たちが、キリストという頭を持つ体の一部だからです。その頭があると意識することで、本当の意味で自分の限界と役割を自覚させられます。そのように協同していく関東学院を形成していきたい」と力強く語りました。