関東学院学報 No.44
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16 KANTO GAKUIN NEWS No.44関東学院各校NEWS◉渡辺 慧(わたなべ けい)さん人間環境学部人間発達学科、新潟県出身 受験の際に学生寮があることを知り、入学したら入寮しようと決めていました。いまや自分にとっては「わが家」のような存在になっています。たくさんの人と一緒に生活するのは初めてですが、共同スペースの使い方など集団生活を円滑に進めるルールなどを学び、状況判断ができるようになったのは収穫です。 寮長夫妻は僕のことを理解してくれて、とても頼れる大切な存在だと思っています。夫妻の手料理は、趣向を凝らしたメニューばかり。毎回楽しみです。一番好きなメニューはタコライスですね。 寮生とは仲良くて、ロビーが溜まり場になってよく話しています。それでもまだ知らない人がたくさんいるので、交流会を開いて親睦を深めることができればと考えています。◉奥山 ひかり(おくやま ひかり)さん文学部英語英米文学科、福島県出身 一人暮らししてみようかと考えたものの、新しい寮ができるのを知り、入寮を決めました。最初は集団生活なのでうまく溶け込めるか不安に思いましたが、入寮してみると最初にできた友だちは寮生でした。 チアダンス部の練習を終えて帰宅すると21時過ぎですが、夕飯ができているので安心です。大好きなメニューはカレーライスや冷やしうどん。デザートはたまにゼリーなどが付きますが、スイーツ類をもっと増やしてほしいと寮長夫妻にリクエストしたいと思っています。 寮長夫妻はやさしくて接しやすいですね。寮を中心に友だちの輪が広がり、何でも話せる楽しい友だちを寮でつくれたのは、貴重なことだと思っています。◉佐藤 匠(さとう たくみ)さん工学部社会環境システム学科、山形県出身 寮は食事が付いているし経済的な面から、両親に勧められたのがきっかけです。実際に入寮してみると、寮長夫妻も寮生もみんなフレンドリーで、すぐに気に入りました。 寮長は父親のような存在です。ロビーに集まってワイワイ騒いでは、寮長に怒られて部屋に戻ることの繰り返しですが、寮生活は楽しくて、ホームシックどころではありません。大学で勉強していても、「寮に帰りたいな⋮」と思うこともあって、寮へ帰れるのが幸せです。 寮長夫妻が作る唐揚げは絶品で、揚げたてのジューシーな唐揚げは、ほんとうに美味しい! 週3、4日バイトをする定食屋では賄いが出るのですが、それは翌日の昼食に食べて、寮の夕食を楽しみに、帰宅してからしっかり食べています。一人暮らしでは考えられない充実した生活を送っています。[University]Dormitory Parents Assist Students with Their Daily LifeSafe and Secure Life in a Fully Equipped Dormitory“Student House 33-Banchi,” a long-awaited student dormitory of Kanto Gakuin University, was opened in April 2012. It is a 4-storied modern building and is about a 20-minute walk from the Kanazawa Hakkei Campus. Mr. Homma, the dormitory father, welcomes dormitory students with a smiling face, saying that he cares for each one of them as if they were his own children. He resides in the dormitory with his wife to support the dormitory students with affection and consideration so that they can live a safe and secure life. Mr. and Mrs. Homma prepare nutritiously balanced meals for the dormitory residents, receive letters and packages delivered to them, and take care of them in case of sudden illness.Dormitory students say that they feel like they are living in their own home, and that their friends envy them for living in such a nice dormitory, which makes them feel proud. 本学学生寮「スチューデント・ハウス33番地」の特色は、快適な住環境のなかで勉強に励み、共同生活を通して人としての思いやりやルールを守ることの大切さを学べる空間であることです。 共有スペースは、寮生が互いに気持ちよく過ごせる空間となっています。手足を伸ばして入れる浴槽と個別のシャワー・洗面台ブースがいくつも並び、まるで旅館かフィットネスクラブの大浴場のようです。午後11時まで入浴可能で、それ以外の時間には24時間利用できるプライベートシャワーも備えています。 また、各階にはミニキッチンを備えた多目的ルームがあり、寮生同士でのおしゃべりや、勉学に励む姿、食事のない週末に食事作りに励む風景も見られるそうです。 個室は、机・椅子・書棚や、収納力抜群の大型クローゼットを備え、一人暮らしには十分な設備が整っています。寮生たちにとって、共に学び共に成長する生活空間がここにはあります。Message右から渡辺さん、奥山さん、佐藤さん寮の特色入寮学生メッセージアットホームな雰囲気の中で、仲間と共に育む共同生活関東学院大学スチューデント・ハウス33番地

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