関東学院学報 No.43
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KANTO GAKUIN NEWS No.43 19関東学院各校NEWS月27日(木)に、横浜F・マリノスのコーチを招いてサッカークラブの特別指導が行われました。 関東学院と横浜マリノスは同じ横浜に基盤を置く組織として連携しています。そして、大学のサッカー部では横浜マリノスと提携しコーチの派遣をしていただいています。今回は、その一環として小学生にも一流の指導を体験してもらいたいと、企画されました。 また、普段は六浦小学校のグラウンドを練習に使っているサッカークラブですが、今回は特別に大学の人工芝グラウンドをお借りして練習することができました。マリノスのコーチが来てくれるだけでなく、人工芝の広いグラウンドで練習ができると言うことで子ども達は大喜びでした。 3・4年生の中学年と、5・6年生の高学年に分かれて練習をしました。中学年はボールタッチをたくさんし、個人技を高める練習をしました。高学年は個人技を高めつつも周りを見てプレイすることや、考えてプレイすることを学びました。最後にはそれぞれでミニゲームを行い、とても充実した指導を受けることができました。サッカークラブ マリノスのコーチを受けて準優勝六浦小学校教諭 梅田 祥司10佐々木和之先生との交流会小学校教諭 高戸 愛香ワンダの佐々木先生が2年ぶりに我が校に来て下さるということを知り、キリスト教委員会では、佐々木先生との交流会を有意義なものにするために、事前学習と事後活動をしっかり行うことを決定しました。 事前学習としては、オリブ祭で設置した3つの展示「ルワンダについて」「佐々木先生の活動」「小学校と佐々木先生との関わり」を引き続き各フロアに置き、学べるようにしました。低学年は「ルワンダってどんな国?」をテーマにその展示から学び、中学年は各フロアの展示資料を読んで答えるクイズを出題し、資料を読んだ感想を書かせ問題意識を持たせました。高学年は交流会後に新聞やポスターを作成することを伝え、事前に取材しておくようにしました。2年前に6年生が作成した紙芝居「ルワンダと佐々木先生とわたしたち」を各担任に配布して、ホームルームなどに読み聞かせを行ってもらいました。 こうして、11月21日(月)国際理解礼拝と題して、佐々木先生をお招きして全校で礼拝を持つことができました。礼拝後、高学年交流会で「和解ル[Mutsuura Primary School]Football Club Finished Second after a Training Session by a Coach of the Yokohama F-MarinosOn Thursday, October 27, Mutsuura Elementary School invited a coach of the Yokohama F-Marinos, with which Kanto Gakuin has a coaching agreement, to give a special football training session to the elementary school children. The session was held at the University ground. The children were divided into two groups: one consisting of third and fourth graders and the other of fifth and sixth graders. The coach gave the children three pieces of advice at the end of the training session. After this session, on November 23, the 26th Kanagawa Prefecture Private Elementary School Football Tournament was held. Team A won their sub-league and finished second in the tournament.すること」をテーマにお話をしてもらい、交流会後は学んだことを新聞やポスターにして、保護者と低学年に向けて発信する作業をしました。低学年交流会では「ルワンダってどんな国? 佐々木先生はどんなことをしているの?」をテーマにスライドを見ながらルワンダの国について学ぶ機会が与えられました。さらに、3年生は昨年P・I・S(Peace International School)に送った自分達の算数セットがどのように使用されているか、お話を伺うことができました。低学年は交流会後、学んだことを絵と文でまとめたり、佐々木先生へお手紙を書いたりしました。 佐々木先生は、ルワンダについての4つのお願いをされました。①学んで下さい。②知らせて下さい。③お祈りして下さい。④平和のために働く人になって下さい。この言葉を心に留めて、これからもルワンダのことを覚え、祈っていこうと思います。 今後も、横浜マリノスと提携し、大学だけでなく六浦小学校にも定期的にコーチを派遣していただく予定です。 最後にコーチからサッカーがうまくなるために、3つのことを教えていただきました。①人の話をしっかりと聞くこと②一生懸命プレイすること③最後まであきらめないこと練習に参加した子ども達はこの3つをしっかりと約束し、特別指導を終えました。 その後、11月23日(水)に神奈川県私立小学校第26回サッカー交流会が森村学園において行われました。関東学院六浦小学校Aチームは、予選リーグ6試合を6勝無敗、25得点、2失点で見事トップの通過をしましたが、決勝戦で初出場の平和学園に1対0で敗れました。昨年に引き続き2連覇することはできませんでしたが、今年度は準優勝の成績を収めることができました。 これからも横浜F・マリノスと関東学院六浦小学校サッカークラブの両方が、がんばってほしいと思います。[Primary School]A Meeting with Dr. Kazuyuki SasakiOn November 21, Dr. Sasaki, who has worked in Rwanda, visited our school for the first time in two years. In preparation for his visit, three exhibits showing his activities and relevant information were prepared for the students. Quizzes related to the displays were also prepared. Students in higher grades gathered information in advance so that they could publish a newspaper and make posters after the meeting. On the day of the meeting, after a chapel service, Dr. Sasaki talked on the theme of “reconciliation.” He showed slides from which students learned about Rwanda. He also talked about “four wishes for Rwanda.” After the meeting, students in the lower grades wrote a letter to him.

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