関東学院学報 No.42
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12 KANTO GAKUIN NEWS No.42関東学院各校NEWS世界陸上競技選手権大会 男子マラソン大会結果尾田賢典選手 29位/2時間18分05秒(大学経済学部2003年卒業)関東学院各校NEWS国の大邱(テグ)で開催される世界陸上競技選手権大会(以下、世界陸上)の男子マラソン日本代表として出場する尾田賢典選手(経済学部2003年卒業)の壮行会が、2011年7月15日(金)金沢八景キャンパス6号館において開催されました。 本学陸上競技部の中田盛之監督とともに尾田選手が登場すると、会場に詰めかけた在学生や卒業生の方々から盛大な拍手で迎えられました。 大野功一学長の他、小山嚴也学生生活部長、藤野継基燦葉会副会長、木村新陸上競技部部長から激励のメッセージが送られ、現役の陸上競技部在学生と、チアダンス部Fitsによる激励パフォーマンスが行われました。さらには、工学部情報ネット・メディア工学科海老根研究室の学生が尾田選手の在学していた当時の映像を編集し、上映しました。尾田選手は在学時に、陸上競技部のエースとして活躍し、箱根駅伝に3回出場しています。2003年の第79回大会では各校のエースが集う〝花の2区〞を走り、12人抜きの記録を達成しました。現役の学生は、尾田選手が箱根を走った当時は、まだ小中学生。当時の快挙を知らない学生も多く、尾田選手が次々と他校の選手を抜き去っていく姿がスクリーンに映し出されると、驚嘆の声が上がりました。 激励に対し尾田選手は「最低でも入賞を狙いたい。ぜひ、テレビの前で応援をよろしくお願いします」と熱い想いを語りました。 尾田選手は熊本県出身。中田監督がその姿を初めて見たのは大牟田高等学校(福岡県)2年生の時。当時からその走りには光るものがあったといいます。本学卒業後はトヨタ自動車に入社し、陸上長距離部に所属。主にトラック種目一万メートル世界陸上競技選手権大会男子マラソン日本代表尾おだよしのり田賢典選手壮行会大学韓チアダンス部Fitsによる激励パフォーマンス大会への抱負を述べる尾田選手左より大野功一学長、尾田賢典選手、中田盛之陸上競技部監督学サッカー部が、関東大学サッカーリーグ2部において、現在第4位と好調を維持しています。 本学サッカー部は、2007年度より提携先の横浜F・マリノスからの監督・コーチの派遣、海外遠征、プロサッカーチームとの練習試合等を通してチーム強化を図ってきました。監督は、日本サッカー協会公認S級、またはA級の資格保有者を派遣していただいています。S級ライセンスとはJリーグや日本代表の監督を務めるのに必要な資格で、過去には、本学サッカー部の監督を務めた木村浩吉氏が、その後、横浜F・マリノスの監督を務めており、サッカー部は、ハイレベルな指導を受けています。また、横浜F・マリノスを始め、川崎フロンターレや東京ヴェルディなどのプロサッカーチームとも練習試合を重ねており、昨年度の韓国遠征では韓国の名門チームである蔚山現代(ウルサンヒョンデ)FCとも対戦しました。 強化初年度の2007年と2008年は惜しくも関東大学サッカーリーグ2部への昇格はなり体育会サッカー部の活躍本や駅伝などで活躍してきました。今年2月に開催された〝東京マラソン2011〞でマラソンに初挑戦し、2時間9分3秒で4位(日本人2位)を記録して、世界陸上男子マラソン日本代表に選出されました。 世界陸上の男子マラソンは9月4日(日)に行われました。尾田選手へのご声援ありがとうございました。

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