関東学院学報　No.42

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KANTO GAKUIN NEWS No.42 9関東学院の安全対策大学避難場所(7号館前広場)大学避難場所(中央広場)金沢八景校地広域避難場所(野島公園)六浦中学校・高等学校避難場所(グラウンド)六浦小学校避難場所(グラウンド)六浦幼稚園避難場所(園庭)金沢八景校地<関東学院大学>金沢八景キャンパス(最大履修者数6,350人/日) 食料:16,168食(1人当たり2.55食) 飲料水:10,609本(1人当たり1.67本)金沢八景(室の木)キャンパス(最大履修者数2,000人/日) 食料:8,580食(1人当たり4.29食) 飲料水:3,744本(1人当たり1.87本)金沢文庫キャンパス(最大履修者数1800人/日) 食料:8,110食(1人当たり4.51食) 飲料水:5,640本(1人当たり3.13本)小田原キャンパス(最大履修者数1,450人/日) 食料:8548食(1人当たり5.90食) 飲料水:7920本(1人当たり5.46本)<関東学院大学>・大規模な地震が発生した場合、災害対策本部を設置し、人命の安全を最優先として緊急措置をとります。・学生へは安否確認メールの一斉配信やKGU災害時安否確認サイトを利用して安否確認を行います。・大学ホームページ上に最新の情報の提供を行います。・交通が遮断され、帰宅できなくなった学生へは、宿泊施設、食事の提供を行います。備蓄状況について在校中に大地震が発生した際の園児・児童・生徒・学生の対応について<関東学院六浦中学校・高等学校>生徒・教職員1,200名/日食料:3,100食(1人当たり2.5食)飲料水:2,400本(1人当たり2.03本)発電機2基ブランケット1,300枚<関東学院六浦中学校・高等学校>・保護者へはKGMメールにて、生徒安否の連絡を行います。・生徒は校内に引きとめ、保護者引取りとします。・保護者引取りができない生徒については、学校で受け入れます。<関東学院六浦小学校>児童・教職員479名/日食料:480食(1人当たり1食)飲料水:486本(1人当たり1本)非常用備蓄キット(3日分の食料･飲料水、ブランケット):500セット(1人1セット)<関東学院六浦小学校>・教室内で避難行動を行い、揺れが収まった後、校庭または安全な場所に避難させます。・措置について保護者に一斉メール配信で連絡します。・児童を校内に留め置き、保護者引き取りとします。<関東学院六浦幼稚園>園児・教職員202名/日食料:220食(1人当たり1.08食)飲料水:250本(1人当たり1.13本)食料・飲料水については、追加購入を検討しています。その他、毛布、ボックストイレ、ランタン等を用意しています。<関東学院六浦幼稚園>・保護者へ一斉メール配信で連絡します。・保護者へは、迎えに来るまで責任を持ってお預かりする旨を伝え、保護者自身の安全を確保した上で、迎えに来ていただきます。・津波の発生が予想される場合は、小学校または大学の高層階へ移動させます。<関東学院大学長より>大学では、今回発生した東日本大震災を踏まえ、建物施設の耐震調査(診断)を行い、問題と思われる建物の耐震補強工事等を速やかに実施し、安全の確保に務めています。また、「防災マニュアル(大地震に備えて)」を教職員に徹底し、学生一人ひとりの身の安全を確保することを最優先の職務とし、迅速な対応ができるよう努めています。 学長 大野功一<関東学院六浦中学校・高等学校長より>災害が起きた時、生徒の安全確保は当然最優先事項になるが、何よりもまずライフライン確保と情報収集システム・保護者連絡網の機能アップが大切である。安全が確認されるまでは生徒は学校に留め保護者との連絡を待つ。すでに避難訓練を2回実施したが、今後様々な状況を想定して繰り返すことで、生徒自身にも危機意識を持たせる必要性を感じている。 校長 河合輝一郎<関東学院六浦小学校長より>夏休み期間中、2号館(3、4、5、6年生の教室のある校舎)の耐震工事と改修工事を実施しました。これですべての校舎の耐震基準は満たされました。備蓄品については、3日分の食料と水を保管していますが、その他必要な物資を順次購入します。また津波対策として、避難経路や避難場所について再検討を始めました。 校長 島田正敏<関東学院六浦幼稚園長より>六浦幼稚園では非常の際の安全確保及び対応につきましては職員間で話し合い、非常時の備蓄につきましても整備を進めています。園児たちも定期的に避難訓練等を実施しており、大地震に伴う高潮の心配につきましては避難場所を隣接する大学及び小学校として安全を確保します。小さな子どもたちの大切な命と安全を学院の協力体制の下で守ります。 園長 根津美英子

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