関東学院学報　No.40

4/24

学生と地元企業、住民が一体で創りあげた「ビーチサンダル」 そごう横浜店8階のリゾートパラダイスのブースには、カラフルなビーチサンダルのデザインが並んでいます。関東学院大学人間環境デザイン学科の学生たちがデザインした「げんべいビーチサンダル」です。デパートに来店した人々は興味深そうにデザインをながめ、サンダルの柄や色の品定めをしています。店員さんのお話によれば、学生がデザインした斬新でポップな柄が若い人たちの間で非常に人気となり6月29日の販売開始以来、売れ行きも上々だったそうです。 このビーチサンダルの製品化は、本学人間環境学部人間環境デザイン学科と葉山町のビーチサンダル専門店「げんべい商店」との連携によるプロジェクト「げんべいビーチサンダル・デザイン・コンテスト」から実現しました。本プロジェクトは、人間環境デザイン学科の学生から横浜の3つの企業、(株)角川マーケティング「横浜ウォーカー」、「横浜F・マリノス」、(株)そごう・西武「そごう横浜店」をイメージした「ビーチサンダルのデザイン画」を募集することからスタート、2カ月半の間に72点のデザイン画が集まりました。そのデザイン画を4月20日~5月10日まで「そごう横浜店」に展示し、来店されたお客様に好きなデザインを選んでいただくコンテストを開催しました。その結果、選ばれた8つの優秀作品は「げんべい商店」によって製品化されました。本企画は地元を愛する学生と地元企業のコラボレーション、お客様にも投票していただくことで、地元が一体となった初の試みとなりました。神奈川県には日本でも有数のビーチが幾つもあり、海岸を利用するサーファーや海水浴客など多くの人がビーチサンダルを愛用しています。今年の夏は湘南を中心としたビーチで、若々しいデザインの「げんべいビーチサンダル」が海岸をカラフルに彩ることでしょう。産学共同企画特集Project Report「げんべいビーチサンダル・デザイン・コンテスト」報告げんべい商店 × 関東学院大学 人間環境学部共同プロジェクト× 関東学院大学KANTO GAKUIN NEWS No.40

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です