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学院長メッセージ

関東学院学院長 小河 陽

関東学院の建学の理念
 ―― キリスト教精神に基づく学び

関東学院学院長 小河 陽

関東学院は2014年に創立130周年を迎えました。この長い歴史を通して本学院の教育と研究の目標として掲げられてきたものは、キリスト教精神に基づく高邁な人格を備えた人間形成です。その精神を体現する「人になれ 奉仕せよ」の校訓のもとに、学術の理論と応用を真摯に学び、その成果をもって社会に貢献する人材を育成することを使命としてきたのです。それは、奉仕するために学ぶということを意味するだけではありません。奉仕することのできる人こそが真の人間であるという理解には、人は奉仕することからも学ぶことがある、という洞察がこめられています。それゆえ「奉仕」と「学び」は相互的関係において捉えられており、生涯をかけて他者理解のための知識・教養を身につけ、「奉仕することを通して人になれ」ということが本学院の建学の精神なのです。

真理探究の場における営みとしての教育と研究が、各々の分野での最新の知識と技術を習得し極めることを目標としているということは言うまでもありません。しかし、「奉仕」を標榜するわが学院のそれは、建学当初から社会のニーズに応えることのできる人材の育成に力を注いでいます。キリスト教は民族、性別、社会的身分差の垣根を取り壊し、世界宗教として普遍的価値を体現していったのですが、その精神はグローバルな現代社会が必要とする人材の育成という要請に合致します。グローバリズムが前提とする、異質なものを排斥せず、むしろ多様性を寛容と協調によって包み込み一致を志す方向性は、本学院が掲げてきた教育の目標であり、現在はその具体的に様々な形の教育が積極的に推進されているところです。

他方で、現在社会に見られるグローバリズムは、自由経済市場の世界規模への拡大に伴う熾烈な競争の出現という側面を持ちます。それに対して、個々人の持つかけがえのない価値を尊重しつつ普遍的なものを志向する本学院が目指すグローバリズムは、グローバルに通用する知識や技術や才能がローカルなニーズにも応え、地域社会と共に歩む道をも大切に模索し続けます。

関東学院に集う一人ひとりがこの建学の精神に沿った学びを通して、世界へとはばたく能力を獲得すると同時に、日本の社会にも地域の社会にも貢献するような「人」になって欲しいと願っています。