関東学院大学(本部:横浜市金沢区 学長:規矩大義)法学部が開講する「防災・復興演習」では、福島県浜通り地域で、東日本大震災からの復興に関連する課題を学修するとともに、地域の魅力を掘り起こし、交流人口増加に向けた施策の提言などを目的に、11月1日(金)から3日(日)に現地フィールドワークを実施します。
学生たちは事前学修として、福島県や福島県物産観光協会、東京電力などの協力を得て、福島県の東日本大震災による被災や復興の状況、福島第一原子力発電所の事故などについて学びを進めています。また、一部の学生は、福島県が主催する「ふくしまスタディーツアー」に参加するなどして、浜通り地域への理解を深めてきました。
関東学院大学法学部では、キャンパスが所在する神奈川県内の取り組みに目を向けるとともに、特に子どもの貧困対策が大きな課題になっている沖縄県の事例も紹介しながら、子どもたちの権利を守るために必要な施策を考察していきます。
今回の3日間のフィールドワークでは、福島第一原子力発電所の事故現場を視察する他、視察自治体の住民や職員、地域活性化などに取り組むNPO関係者らへのインタビュー調査などを通じて、地域への理解を深めます。
フィールドワークの実施後には、学生たちは交流人口増加に向けて、浜通り地域に関連する観光商品を企画していきます。学生たちは3グループにわかれてアイデアをまとめ、12月に福島県や福島県物産観光協会の関係者に企画として提言する予定です。
受講者 | 16名(法学部2~3年生) |
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担当教員 | 津軽石昭彦 教授(専門分野 防災・復興論) |
学修テーマ | 福島県浜通り地域の交流人口増加のための観光振興に向けた提言をまとめる |
11月1日(金) | 東京電力廃炉資料館、福島第一原子力発電所視察 富岡町見学 |
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11月2日(土) | 浪江町見学 住民、町職員、農業関係者、まちづくり団体関係者らへのインタビュー調査 |
11月3日(日) | 観光商品に関するグループ学習 |
12月13日(金) | 福島県、福島県物産観光協会関係者に対して学生がプレゼン(予定) |
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