横浜市歴史博物館で11月23日(金・祝)から1月14日(月・祝)に開催される企画「神奈川の記憶展-歴史を見つめる新聞記者の視点-」で、ジェームズ・ハワード・コベル宣教師に関する資料の出展が予定されています。
コベル宣教師は、1920年から39年まで関東学院に在職し、英語を指導した他、社会事業部のセツルメント活動の指導も行いました。また、財務担当理事として、関東大震災で大きなダメージを受けた校舎の復興にも携わりました。学生・生徒に平和を強く訴えた人物でしたが、軍国主義化が進む日本を1939年に離れ、次の任地であるフィリピンへ向かいます。太平洋戦争下のフィリピンで日本軍により、妻で同じく宣教師だったシャーマらとともに1943年に命を落としました。
コベル宣教師については、2016年8月と9月に朝日新聞の神奈川県版の連載企画「神奈川の記憶」で紹介されました。今回は、坂田祐初代院長の日記や、コベル宣教師が生徒に向けて掲示した「戦争放棄条約」のポスターなど関東学院が所蔵する資料が展示される予定です。
会期 | 11月23日(金・祝)~1月14日(月・祝) 閉館時間 9:00~17:00(券売は16:30まで) 休館日 月曜日(12/24と1/14を除く)、12/25(火)、年末年始(12/28~1/4) |
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会場 | 横浜市歴史博物館(横浜市都筑区中川中央1-18-1) |
関連イベント | 講座「関東学院のコベル宣教師とその時代」 講師:渡辺延志(朝日新聞記者) 1月6日(日)13:00~14:30 会場:講堂 |
その他 | 入場料等の詳細は、横浜市歴史博物館のサイトにてご確認ください。 |
住所 | 〒236-8501 横浜市金沢区六浦東1-50-1 |
TEL | 045-786-7049 |
FAX | 045-786-7862 |
kouhou@kanto-gakuin.ac.jp |