関東学院大学(本部:横浜市金沢区 学長:規矩大義)は、国立国際医療研究センター病院(東京都新宿区)、ユニオン産業(川崎市中原区)と共同で、病院の医療廃材をリサイクルした食器類を開発し、3月20日(火)から販売を開始します。
一般社団法人医療の環境負荷低減研究会などで、日本の病院から排出される医療廃材がほとんどリサイクルされていないことが課題と指摘されてきました。医療廃材のリサイクル利用の可能性を広げるため、関東学院大学からは人間共生学部の佐野慶一郎教授(リサイクル工学、環境政策論)と理工学部の香西博明教授(高分子化学、ゴム材料科学)、武田克彦准教授(内燃機関、代替燃料)の研究室が製品開発に参加しました。
同製品では、国際医療研究センター病院で回収された「医療器具の梱包ポリ袋」(非感染性)と、関東学院大学で回収されたペットボトルのキャップ、国内で伐採された廃竹材を粉砕混合しています。製品のおよそ40%で、リサイクル原料が利用されています。
今回販売を開始する製品は、エコカップとエコ箸で、関東学院大学の購買部で販売します。
エコカップ エコ箸 |
500円(税込み) 500円(税込み) |
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