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五輪メダリストの羽根田卓也選手による特別講演会が関東学院六浦中学校・高等学校で開催されました。

12月8日(木)関東学院六浦中学校・高等学校の礼拝堂で、リオデジャネイロオリンピック カヌー・スラローム男子カナディアンシングルで銅メダルを獲得した羽根田卓也選手による特別講演会が開催されました。中学2年生、3年生と高校1年生の生徒、一般の方の約500名が参加し、羽根田選手のオリンピックメダル獲得までの軌跡に耳を傾けました。

羽根田選手は、7歳の時に器械体操を始め、9歳になるとカヌー選手だった父親の影響でカヌーを始めます。その後、地元愛知県の中学、高校と進学。高校時代にはカヌー・スラローム競技のNHK杯やアジア選手権で優勝、また、世界選手権にも出場するなど輝かしい実績を挙げます。しかし、世界で活躍する選手との実力差を痛感し高校卒業後は、カヌーの強豪国であるスロバキアに単身で渡り海外選手と同じフィールドで練習を重ねます。その後、2008年の北京オリンピックでは14位、2012年のロンドンオリンピックでは7位入賞と順位を着実に上げ、今年2016年のリオデジャネイロオリンピック カヌー・スラローム男子カナディアンシングルで銅メダルを獲得。カヌー競技五輪史上、日本人初のメダリストとなりました。

講演会では、関東学院大学の吉原教授と羽根田選手との対談形式で行われ、事前に生徒達から集めた質問をもとに話を進めていきました。生徒からは「気持ちのコントロールはどのようにしているのか」「単身で海外に渡りトレーニングを積むことに不安は無かったのか」など多くの質問が寄せられ、羽根田選手は、その質問一つひとつに丁寧に答えます。また、羽根田選手がリオデジャネイロオリンピックで獲得した銅メダルを掲げて見せた際には生徒達から大きな歓声が上がりました。

現在は、次の大会に向けトレーニングを進めているという羽根田選手。「『急がば回れ』が自分のポリシーです。地道な日々の積み重ねこそが、目標達成への一番の近道だと思っています。一つひとつ自分の身近なものから取り組んでいくことが大切で、そんな日々の練習が自信にも繋がってきます。ですから、これから全く違うことをするというよりも、今までの練習の質を高め、更に意識を高くもって、2020年の東京オリンピックを目指していきたいと考えています」と今後の目標を熱く語りました。

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