関東学院六浦中学校・高等学校(横浜市金沢区 校長:黒畑勝男)では、生徒たちが留学生向けに先進的な教育プログラムを実施するマレーシアへの進学を視野に、2月8日から5泊6日で在校生の保護者を対象にしたマレーシアの大学を見学する特別プログラムを実施します。
経済成長の進むマレーシアでは、留学生の受け入れを積極的行っており、世界150カ国10万名の留学生がマレーシアの高等教育機関で学んでいます。マレーシアの私立大学の多くで、欧米の大学の学位を同時に取得できる制度であるダブルディグリープログラムを設けたり、マレーシアで2年間修学した後、アメリカやカナダに再留学したりする制度を充実させるなど、留学を考える生徒にとって魅力的な制度が用意されています。また、英語が準公用語であることなどから、英語で授業を実施している大学も多く、語学力向上の場としても注目されています。
生活面で物価が日本の3分の1程度であることや、首都クアラルンプールの治安が安定していることなども、マレーシアに多くの留学生が集まる要因になっています。また、マレー系、インド系、中華系が暮らすマレーシアは、多民族多宗教社会で、異文化理解を進めるにあたっても、恵まれた環境にあります。
リーマン・ショック以降、世界経済の成長の中心が、欧米からアジアへシフトしつつある中で、マレーシアを含めたASEAN諸国との交流促進に対応できる人材の育成は社会全体にとっても急務な課題です。しかしながら、日本からアジアへ留学する学生数は中国や韓国などの東アジア圏をのぞくと少数にとどまっています。関東学院六浦中学校・高等学校では、これらの課題を解決するとともに、生徒たちが国際社会で直面する課題を解決できる力を身につけるために、独自のグローバル人材教育プログラムを推進しています。今回は、そのプログラムの一環として、在校生だけでなく保護者にも海外での先進的な教育に対する理解を深めてもらうため、マレーシアでの大学見学ツアーを企画しました。
現在、関東学院六浦中学校・高等学校から7名の生徒がクアラルンプール郊外のニライ・インターナショナル・スクールに約3ヶ月に渡って留学中です。中高生の間に留学を経験することも推奨しており、マレーシアでは進学先として想定される大学の見学をおこなう他に、中高生が学ぶインターナショナルスクールの見学も行います。また、日本からマレーシアに留学中の大学生から体験談を聞く機会を設ける他に、隣国のシンガポールも訪問し、東南アジアへの留学に対する知見を深めます。
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