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関東学院六浦中学校・高等学校 プレスリリース

中高生10名がカンボジアを訪問
国際ボランティアや異文化を体験的に学習

関東学院六浦中学校・高等学校(横浜市金沢区 校長:黒畑勝男)では、グローバル人材育成の一環として、生徒10名が2014年12月22日から7日間、国際ボランティア活動や異文化理解を体験的に学習するため、カンボジアのプノンペンなどでの研修プログラムに参加しました。

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この研修は、建学の精神であるキリスト教に基づく校訓「人になれ 奉仕せよ」を実践し、社会に貢献できる社会人を育成していくことを目的に実施。ポル・ポト派政権による過激な共産主義政策や、政権瓦解後も続いた内戦の影響が残るカンボジアの現状を生徒たちが目にしたり、現地の子どもたちと交流したりすることを通じて、必要とされる国際的な支援のあり方や、異文化を体験的に学んでもらおうと企画したものです。

今回の研修は、子どもたちに日本語教育などをカンボジアで行っているSATO JAPAN CENTERの協力で実施。生徒たちは言葉が通じないながらも、体育の授業のない小学校で子どもたちと一緒に運動したり、折り紙やけん玉など日本から持参した玩具を使ったレクリエーションを行なったりしながら子どもたちとの交流活動を行いました。学校での活動のほか、カンボジアの文化や歴史への理解を深めるため王宮やキリング・フィールドなどを見学しました。

内戦の影響で立ち遅れたカンボジア経済も、流通大手のイオンがプノンペンに大型ショッピングモールを開店させるなど、日本企業を含めた外国企業による投資が進み、急激な経済成長を達成しています。生徒たちは、こうしたショッピングモールで商品が溢れる様子を目にした一方で、観光地などで外国人観光客に対して金品をねだる児童の姿を目の当たりにして、経済格差の問題に対しても強い衝撃を受けていました。

参加した生徒たちは「自分たちの日本での生活が”普通のこと”だとばかり思っていた。なので、学校に通えないような子どものいるカンボジアの様子に戸惑うことも多かった」「国や地域によって、人々の事情がまったく違うことがわかった。グロバールスタンダードという言葉をよく聞くが、世界すべてが同じ基準で通用するわけでないことを実感した」などと、今回の研修を振り返ります。

関東学院六浦中学校・高等学校では、情報技術の発展などにより社会のグロバール化が今後より進展すると予測。将来の社会に貢献できる人材を育成するため、中等教育の段階において、異文化を体験的に学習する教育プログラムの整備を進めています。

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