11月9日（月）、おしりかじり虫の声優として有名な金田朋子さんが中学校高等学校を訪問され、「夢はつかめる」というテーマで生徒に向けてご講演をいただきました。本年度は新型コロナウィルスの影響により文化祭（かんらんさい）を止む無く中止せざる終えない状況となってしまい、在校生の心に残るイベントを開催したいという思いから生徒会が主体となって企画し、今回の講演会の実現に至りました。金田さんが母校で講演されるのは今回が初めてとなります。当日は感染対策を徹底するため、中学3年生および高校1、2年生は学校の礼拝堂で、中学1、2年生は各授業教室からリモートで参加しました。

　関東学院の生徒だった頃から、自身の声がコンプレックスだったという金田さん。20年続けている声優という仕事は、そんなコンプレックスをプラスに変えてくれたかけがえのない仕事だそうです。人と違う部分はその人の武器になるので大切にしてほしいというメッセージに、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。講演の最後には、「どんな生徒だったか」「おすすめの勉強方法」「辛かった仕事」など、生徒からの質問にも丁寧に答えていただき、生徒たちは和やかで楽しい時間を金田さんとともに過ごしました。

　生徒会の中学3年生 濱本さんは「自分たちの企画が実現する日ということで、とにかく緊張した1日でしたが、金田さんは控室でも気さくに私たちに話しかけてくださり緊張がほぐれました」と振り返りました。また、同じく生徒会の中学3年生 堀田さんは「生徒を代表し、司会として金田さんに質問をさせていただきましたが、質問以上のことを沢山お話しいただき嬉しかったです」と語りました。

　今後も関東学院中学校高等学校では、生徒の主体性を重んじた教育活動を行ってまいります。